今日は今1番考えさせられているお仕事内容について…
しろくまは、不動産の賃貸営業(アパート借りたい人のご案内から契約を行う)をお仕事にしていますが…
今まさにハードな局面を向かえております(*´-`)
このお仕事をして6年目になりますが、このお仕事の難しさはいまだに変わらず…
内容は、配偶者の方が他界したため、娘様家族の近くで1人暮らし希望の80歳の方。
とにかく最近多いんです。一緒の家には住めないけれど、まだ老人介護施設に入るほどではない高齢者の1人暮らし。
まず、第一関門が年齢制限。
緩和しよう!という動きは出ているんですが、孤独死や騒音(耳が遠くなるのとテレビを大ボリュームで聞いてしまう、ゴミの分別が億劫になってゴミ屋敷化、会話がままならなくて契約のやり取りが困難など…
ここに関しては、まさに私の仕事になってくるのですが、最低限の健康状態は大丈夫か、会話ができるか、何かあった時にすぐに駆けつけてくれる第三者はいるか…などを確認します。
第二の関門が貯蓄。
これは年齢もそうなんですが、俗にいう会社員以外の人もここで引っかかる方が結構いらっしゃいます。
なぜか自営業の方に多いのが、【預貯金を通帳に入れていない】ことがとにかく多く、ここが審査でめちゃめちゃ引っ掛かります。
第三の関門が滞納履歴。
皆さんが口々に仰る【家借りるのって、こんなに大変なんですか?!】についてですが、審査に引っかかってしまう方の大半が、滞納を甘く見ている印象を受けます。
なんせ、このお仕事をする前の私自身がそうだったのですが、滞納履歴と理不尽なクレームが巡り巡って命取りになります。
アパートの引き落とし口座と、お給料が入ってくる口座が別々だったしろくまは、2ヶ月滞納しなければいいや。な感覚だったため、【引き落としができませんでした】の電話がたまにかかってきた時に、【入れ忘れちゃったので、2ヶ月分まとめて引き落としてくださーい!】と、なんとも適当なことを言っていたりしました。
今考えると本来は支払っていないこちらの責任なのに、なんの悪びれもせず、自己都合で相手を振り回していたなと。この事実に気づいたのが、今のお仕事を始めて、信用機関なる存在があることを知ってからですが…
気づいた時には、一時期クレジットカードを作れなかったです(*´-`)
今はお金はしっかりしなきゃ!という意識は一応あるので、クレジット作れるようになりましたが、多分なんらかしらで残っている可能性はあるんだろうな。と思います。
話が長くなっちゃいましたが、80歳の方の審査が預貯金&(恐らく)滞納履歴で審査が難しい(*´◒`*)
高齢者の方は審査条件の中に、年金受給の証明書と預貯金通帳の残高を提出が基本なのですが、預貯金が… 控えめにいって、中学生のお小遣い程度。
さらに、保証会社の本人確認で、まさかのうっかり携帯代滞納していて、電話が繋がらない(それに対して、【払い忘れってたまにありますよね】と平然と言われてしまい、めんくらう…)
どうしようもできなくて、連帯保証人をつけてどうにかこうにか。って感じでようやく審査は終わりそうなのですが…
バブル崩壊後の不景気時代を生きてきたしろくまは、預貯金数千円という世界観が怖過ぎて怖過ぎて。
物欲モンスターではありますが、老後の余剰が数千円は泣けてくるので、今のうちにしっかりと将来を考えようと改めて思いました。
余談ですが、80歳の方は80歳に見えないくらいお元気だったので、もしかしたら後先考えずに生きていた方が幸せなのかも?とも思いました。
私は保険をかけて残したいタイプではありますが、切り詰めすぎて人生の楽しみが無くなるなら、【投資】と割り切って遣うことも、また重要なのかな?とも思います。
正解はないんだけれど、バランスは重要だと思います。
今後は、より【信用、信頼】が積み重なってくると思うので、誠実に生きていきましょう!
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